MTX―4セットアップ(NEXT)

久しぶりの更新になりますが、近況をレポ−トします。千葉のNEXTに数回行ってきました。
ここのところ天気が不安定な日が続き、雨上がりの路面など不安定な路面で走行させる場合が多くあると思いますが、私の場合の対応方法を紹介しましょう。
シャ−シ及び取り付けているパ−ツは従来と変わりません。
NEXTはタイヤの磨耗が非常に少ないサ−キットなので、朝一番に準備するタイヤは硬度37°1セットと40°1セットあれば充分足ります。
またNEXTでは、雨上がりの路面でもホコリが取れて安定すれば40°を使用します。タイヤは磨耗が少ないことと、路面が出来てくると小径タイヤが必要になるため、37°はリヤ63φ、フロント61φ。40°はリヤ62φ、フロント60φに削りました。

朝一のセットアップは、ショックのピストンはφ1.4×1穴、オイルは500番から始めました。スプリングはリヤはナック、ブル−、フロントはナック、パ−プルを使用しました。
φ1.1×3穴は路面の状態が非常にハイグリップになった時に使用します。今の時期の朝一には使いません。オイルは冬場は400番ぐらいを使用しましたが、気温20度前後では500番。それ以上では600番を使っています。結果的に10度で100番変えていることになります。

スプリングの組み合わせも今の時期から夏場は、この組み合わせか前後ナックブル−を使用することが多いです。リヤにφ1.1×3穴にサ−パントホワイトなどの非常に柔らかいセットはマシンの加重がタイヤにかからないので不安定な路面では全くグリップしません。ロ−ルするだけか、ヨレヨレになって直進するのもおぼつかない場合もあります。

雨の中でのゴムタイヤでの走行など極端な状態ではないかぎり、スポンジタイヤのハイスピードな走行でグリップを確保するには、タイヤがグリップする範囲内でかつ、ある程度マシンがロ−ルする範囲で足廻りは硬くセットした方がトラクションは確保できます。
要は喰わせたかったら足固めて柔らかいタイヤを使いましょうと言うことですが、当然タイヤの磨耗は非常に早くなります。
タイヤの磨耗が激しいセットは1周のラップタイムはいいのですが、決勝レ−スなど長時間のレ−スでは安定したラップを刻むことが難しくなってくるため、なるべく硬めのタイヤでタイヤの磨耗を抑えていくのがナックのコンセプトです。
私の場合、上記の理由で朝のスタ−トではこのようなダンパ−セットから始まり、路面の上昇に伴い、タイヤの硬度は硬く、スプリング、ピストンのセットは柔らかい方向に変更していきます。ただ実際のところは今の時期はタイヤの硬度は40°に変更しますが、ダンパ−のセットを変更するところまでは路面が上昇することはあまりないと思います。

良くないパタ−ンは、朝一では非常に柔らかい足廻りのセットから始め、マシンはズルズルです。路面のグリップ上昇に伴い、スプリングを硬くしていき調子が上がっていきます。ここからさらにグリップが上昇するとマシンがコ−ナ−で失速するようになります。ただし走らせている感覚はグリップ感が非常にあり最高です。マシンが失速するようになるとエンジンが回らなくなってきたように感じます。ここでニ−ドルを絞っていってもすでに過負荷で回りません。するとエンジンがもう終わったように感じたり、最悪はエンジンがブロ−します。
このパタ−ンにはまっている人は結構多いように感じます。
このホ−ムペ−ジもそうですが、公開されているセットアップシ−トはその当日、最も状態の良かったものがほとんどでしょう。つまり夕方の路面の状態が非常に良いときのものです。それらをロ−グリップな朝一の路面に使うことは無理があります。


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